ピンポンパール水泡症からの回復
現在4匹いるキャリコピンポン
そのうちの「てんてん」が水泡症になっていました。
パールスケールがかかる病気で、体に水膨れが出来てしまうものです。
普通の鱗の金魚では松かさ病にあたり私ではなかなか完治が難しく今までピンポンパールを何匹か落としてしまいました…
私の飼育が下手なせいで金魚達はよく病気になってしまいます。
ほんとに申し訳ない…どんなに好きでも殺しちゃ意味ないですよね…
今回はてんてんが回復して水槽に戻れたので治療を記録します。(まだ仮退院ですが)
松かさ治療とほぼ同じですけども。
- 隔離用容器に飼育水と同じ温度のカルキ抜かした水を多めに準備
- 0.03%の濃度になるようエプソムソルトを入れる(1Lあたり0.3g)
- 別の小さめの容器に飼育水と金魚を移す
- 水合わせの要領で金魚のいる容器に少しずつエプソムソルトの水を入れていく
- 金魚の様子を見ながら20分くらい間隔をあけて水を足して捨てるを繰り返す
- 殆ど水が入れ替わったところで隔離用容器に金魚を移す
- 翌日以降は水の臭いと透明度を見ながら1〜3日に1度程度、同じ濃度のエプソムソルト水に交換
2日ほど餌を控えてフンの様子を見て、お腹の調子が大丈夫だったので冷凍赤虫を与え始めました。
元気に食べられたので数日して徐々に通常の飼料も加えていきました。
追記:その後、治療にパラキソリンFという薬餌も使っています。
朝晩2回餌をやるのと同じ様に与えます。
エプソムソルトと赤虫の役割は体に溜まった余計な水分を出す事、パラキソリンFは原因菌の排除と考えています。
泳ぎ方は元気そのものだったのですがなかなか水泡が消えず…。
ちょうど届いたバクテリア液サムライEXを入れたところ、突然水泡が消えむくみも無くなったので驚きました。
バクテリアによる効果があったのかは定かで無いものの、今は元気に兄弟たちと泳いでいます
上が治療中で下が治った時。
上はポップアイ気味でお腹の辺りがギザギザしてるのですが、わかりにくいかな。
水泡症の治療は早期発見が大事だと思いました。
私は小さなピンポンパールしか育てたことがないので他の子に当てはまるかわかりませんが、むくみを発見できるのが背中の膨らみです。
頭の後ろの部分、もこっと膨らんでます。
通常は背中にかけてもっとなだらかです。
お尻の辺りにも小さな水泡がプチプチと…
水槽の管理がちゃんと出来ていれば病気にならないはずなのでそれが一番なんですが(ノω・、)
頑張ろう。